契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。
今回のテーマはラグビーの日本選手権についてです。
2月24日に行われたラグビーの日本選手権決勝でサントリーが神戸製鋼を36対20で下し、3年連続6度目の優勝を飾りました。また、2年連続でトップリーグ(top league)との2冠を果たし、今シーズンはリーグ戦、プレーオフ、日本選手権を無敗で終えました。日本選手権での3連覇以上は史上5チーム目となり、来年は新日鉄釜石、神戸製鋼の7連覇に次ぐ4連覇を目指すことになります。
試合は序盤からサントリーのペースで進みました。試合開始直後から得点を重ねると、前半終了間際にはシンビン(sin-bin)で1人少ない状況となりますが鉄壁の守備でトライを許さず、逆に点差を広げます。終盤は神戸製鋼の猛攻で連続トライを奪われますが、終始安定した試合運びで王者の貫録を見せました。
神戸製鋼は準決勝で東芝を2点差で破り9年ぶりの決勝進出となりましたが、11年ぶりの頂点に立つことはできませんでした。しかし、昔からのラグビーファンにとっては久々に強い神戸製鋼を見ることができ、来シーズンに期待がかかります。
6月28日からはラグビーワールドカップ・セブンズ(Rugby World Cup Sevens)がロシアで開催されます。7人制ラグビーは2016年のリオデジャネイロオリンピックから正式種目となるためワールドカップは今回が最後となりますが、日本はプール戦(pool)でいずれも強豪の南アフリカ、スコットランド、ロシアと同じ組に入りました。厳しい戦いが予想されますが、今大会で良い結果を残し、日本が開催地となる2019年のラグビーワールドカップ(Rugby World Cup)に弾みをつけてほしいと思います。 |