契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。
今回のテーマは第70代横綱に昇進した日馬富士についてです。
5年ぶりに新横綱が誕生しました。先日の秋場所で2場所連続全勝優勝を果たした日馬富士が第70代横綱に昇進し、9月26日の口上では「全身全霊で相撲道に精進します」と述べました。28日には明治神宮(Meiji Jingu Shrine)で奉納土俵入りが行われ、3,000人の観衆が見守る中、不知火型を初披露しました。
モンゴル出身力士の横綱は朝青竜、白鵬に続いて3人目で、68代、69代、70代とモンゴル勢が占めています。かつてはハワイ出身の力士が大相撲を盛り上げましたが、国際化が進む現在の大相撲を牽引しているのは間違いなくモンゴル人力士でしょう。残念ながら日本人横綱は1998年に昇進した若乃花が最後で、以来15年近くも出ていません。
2010年に朝青竜が引退してからは白鵬が1人で横綱の地位を守ってきましたが、久々に東西の横綱が揃う九州場所が楽しみです。不知火型の横綱は短命と言われていましたが、同じく不知火型の白鵬がその説を打ち破りました。来場所からは横綱として相撲界を引っ張ってほしいと思います。 |