契約書翻訳、経済翻訳、政治翻訳、スポーツ翻訳担当の佐々木です。
今回のテーマは銀座にオープンしたユニクロ(Uniqlo)の新店舗についてです。
カジュアル衣料店の「ユニクロ」が3月16日に銀座店をオープンしました。店舗は12階建てで総売り場面積が約5,000平方メートルと、ニューヨークやロンドン、パリなどの旗艦店(flagship shop)と比較しても世界最大規模となっています。開店当日には午前10時のオープン前に1,000人が並ぶなど、早くも賑わいを見せました。銀座店は海外からの顧客も見込んでおり、6か国語での対応ができるよう、スタッフ500名のうち外国人スタッフを100名採用しています。また、子ども服売り場には、保育士(nursery nurse)などの資格を有するスタッフを配置し、家族連れへのサービスも充実させています。
近年、銀座では百貨店(department store)の苦戦が続いており、松坂屋はファストファッション(fast fashion)として若い世代から人気のあるフォーエバー21を出店、一昨年に西武有楽町店が閉店した跡地には駅ビル型ショッピングセンターを展開するルミネがオープンするなど、銀座全体が過渡期を迎えています。
そのような中で今回ユニクロ銀座店がオープンし、銀座へ足を運ぶ人も増加することが予想されます。しかし、中央通りはH&MやZARA、アバクロなどのファストファッションショップがひしめく激戦区となっており、ユニクロ銀座店の出店が銀座復活の起爆剤となりうるのか、今後の動向に注目が集まります。 |